UYOの部屋/特別企画/旧道・トンネル探訪記 Last update:99/10/11


特別企画 〜SPETIAL〜

〜 大原岩船の海岸トンネル 〜

 この場所は、怪談や心霊スポット情報の「新潟発・ちょー電脳心霊怪奇倶楽部」の掲示板に書き込まれていた、心霊スポット情報を基に探し出しました。地図にある、東西に3つ並んでいるトンネルの辺りと、この道沿いにある、人1人がやっと通れるくらいの狭い素堀りのトンネルに何か出るという内容だったので、心霊スポット好きな友人Z氏とともに、そのトンネルを探しに行きました。

3つのトンネルがある道路はセンターラインがある2車線の道で、人家や照明が無く(トンネルにも明かりがない)寂しい他は、ごく普通の道路でした。一番東側にあるトンネルの近くの道端、海側の方に、「立入禁止」と大書きされた看板がいくつも立てられています。何もなければ気付かずに通り過ぎてしまいそうなところですが、これでは見つけてくれと言っているようなもの(笑)。早速車を止めて中を覗いてみました。
 道端から狭い階段が伸びていて、その先に鉄格子がつけられたトンネルの入口があります。と、写真を見ればそう分かりますが、実際はどこにも明かりが無く真っ暗で、正面の黒い丘からトンネルを通して聞こえてくる波の音だけが響きわたっています。心霊スポットと噂されるだけあって、なかなか怖いです。
 ちなみに、この位置で後ろを向くと、道路の向こうには公衆トイレらしき建物があります。コンクリートの階段もまだ新しく、「ゴミを持ち帰りましょう」という看板もあって、元々は遊歩道のようなものだったと考えられます。
 トンネル入口の鉄格子。扉は最初から開いていました。左上の縦長の札には、「漁協組合員以外の方は許可なく通り抜けできません。万一事故が生じたときは一切の責任は負いません。岩船区長」と書かれています。しかし、その下の段ボールには「缶、瓶、残滓(かす)まで持ち帰りましょう 護美の浜」と書かれていて、本気で立ち入りを禁止しているのかよく分かりません(^^;
 扉に隠れてしまっている右側の札には「砂浜」という文字も読みとれることから、トンネルの先は砂浜になっていて、そこへ遊びに来る人への警告と考えられます。



 トンネル内部は足場が1人分しかありませんが、幅はあるので何とかすれ違うことくらいはできそうです。セメントを吹き付けて固められた壁には、合計6つほど横穴がありました。右の写真はその1つの中を撮ったものです。午後の紅茶500mlペットボトルや、たき火をしようとしたと思われる木の枝が散乱しています。Z氏曰く「戦時中に掘られた壕に似ているけど、こんな海の近くには普通掘らない」だそうです。



 トンネルは十数メートルで終わります。突き当たりは「立入禁止」の看板と柵で先に進めません。右側の壁は派手に崩れていて、基の情報にあった「落盤事故があった」という内容もここからきているのでしょう。どちらにしろ真っ暗で、トンネルを出た先はどうなっているか見当も付かないので、私達はここで撤退しました。

 余談ですが、この後御宿町の小さなトンネルをいくつか探して回りました。中には新しい道路の建設のため、山ごと削られて消滅したトンネルもありましたが、林道の中にある岩をくり抜いたトンネルでは、壁に地層が現れているものもありました。房総はトンネルの宝庫です



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