UYOの部屋/特別企画/旧道・トンネル探訪記 Last update:2000/5/22


旧道隧道 -TUNNEL TOUR-

〜 東海道本線 旧逢坂山トンネル 〜

 5月の連休を利用して、いつもの友人Z氏らと一緒に京都・大阪方面を旅行してきました。目的はZ氏の好みにより、その地方の心霊スポット(^^;というものだったんですが、せっかくなのでついでに寄らせてもらった場所のひとつが、この逢坂山トンネルです。
 開通当時の東海道本線は、標高を稼ぐために大津駅から一旦手前の駅までバックした後、現在の線路より南側を急勾配で山越えし、現在のJR奈良線の位置から京都入りしていました。その線路跡はほとんどが名神高速道路に潰されてしまいましたが、この逢坂山トンネルの片方の入口は、今もひっそりと残されています。
 また、逢坂山トンネルは、外国の技術者の力を借りずに日本人だけで完成させた、最初の純国産(?)山岳トンネルです。JR大津駅から歩いて行ける距離なので、廃線マニアや鉄道マニアならずとも、歴史的建造物の見学にちょうどいい場所です。


写真中央、ビルの土台部分が橋台跡
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煉瓦積みの壁のような構造が確認できる
 京都方面から国道1号を走り、大津の入口で分岐する国道161号線に入ると、すぐに京阪京津線と交差する踏切があります。この踏切の傍らに、かつて東海道本線の線路が京阪の線路を超えていた橋梁の橋台が残っています。煉瓦作りの橋台の上には鉄筋のビルが建っています。ビルの利用者は、かつてここが線路だった事を知っているのでしょうか。

 ここから国道1号の交差点に向かって数十メートル歩くと、道端にトンネル入口があります。手前には地震観測所の看板がありますが、よく見ると奥の方に、木の枝に隠れた「鉄道記念物 旧逢坂山ずい道東口」と書かれたポールがあります。
 現在トンネルは地震関係の観測に使われています。観測の邪魔になるので、トンネル内に侵入したり、その辺のケーブルを切って持ち帰ったりしてはいけません。(笑)

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 上下線2本のトンネル入口がありますが、前述の通り現在も使用されているため、入口は塞がれています。下り線側のトンネル(写真左側)も、入口から10m程のところに扉があって、鍵がかけられています。下り線のトンネル入口には、当時の国鉄が建てた案内板が残っています。
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 これがその案内板。トンネルの概要が書かれています。この看板自体、40年前に建てられた結構な年代物です(^^;
 下の黒いガムテープが貼られている部分は、よく見てみると「日本国有鉄道」の文字が見えます(上写真)。
 今回は時間の都合で行けませんでしたが、トンネルの反対側の入口にあたる名神高速道路逢坂山トンネル入口付近に、直下にトンネル入口が埋められたことを記す碑が立っているそうです。



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